
浅田資継
- 趣味,食生活 09:00 PM
ソムリエがオススメする、2014年「ボジョレ・ヌーヴォ」ベスト5
皆様こんばんは。グルメスチュワートの浅田です。今年も残すところ1カ月半となりましたが、11月の第三木曜日に解禁したボジョレ・ヌーヴォはもう楽しまれましたか。続々と、世界各国から大切に品質保持されたワインが日本の空港に入ってきています。
今回は、ボジョレ・ヌーヴォの美味しい飲み方から、実は数千種類もあるヌーヴォからオススメできるもののベスト5をご紹介します。
ボジョレ・ヌーヴォの美味しい飲み方
ボジョレ・ヌーヴォは全体的にフルーティで飲み口が柔らかいワインが多いため、ワインの温度は10~14℃くらいと少し冷やしてお楽しみください。グラスは、香りを逃さないように、飲み口があまり広くないものが好ましいです。
オススメの2014年「ボジョレ・ヌーヴォ」ベスト5
No.5/タイユヴァン・ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ
パリで最も予約が難しいレストランの1つとして名高い「タイユヴァン」がセレクトしたワインです。ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォがオススメですが、平均樹齢50年の最上級ヌーヴォの「ラ・グランド・キュヴェ」もぜひ機会がありましたら、お試し頂きたいです。
No.4/マルセル・ラピエール・ボジョレ・ヌーヴォ
自然派ワインの基盤を作ったことで有名なワイナリーの造るヌーヴォです。ラベルがチャーミングであるのも特徴。酸化防止剤を極力減らし、瓶詰めするので若干ワインが濁っているのも楽しみの一つです。
No3/フィリップ・パカレ・ヴァンド・プリムール
ロマネコンティの醸造長を断り、自分のワイナリーを設立したことで有名でもあるフィリップ・パカレさんが造るヌーヴォです。他のボジョレ ヌーヴォのように直ぐに飲むのではなく、クリスマス、誕生日などのイベントまで、取って置いて、じっくりと味わう熱烈なファンも多いです。酒屋さんでも毎年人気のボージョレです。
No.2/コラン・プリセ・ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ
ハートを用いたラベルを毎年使用する事で有名なヌーヴォです。味わいもチャーミングで、ライトにお口に広がるワインです。女性にプレゼントでお送りする男性も多いとか。必見です。
No.1/ルー・デュモン・ボジョレ・ヌーヴォ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
何と、日本人が現地で作るボージョレ・ヌーヴォなんです。2006年に日本人初となるボージョレ・ヌーヴォを造り話題になった事でも有名です。日本人らしく、繊細ながら濃厚な味わいのワインでもあります。海外で孤高奮闘しているワイン醸造家仲田さんを今後もみんなで温かく見守っていきましょう!
今回は、2014年版のベスト5をご紹介しましたが、いかがでしょうか? この時期、大切な人と過ごす際のお供として、これらのボジョレ・ヌーヴォをぜひお楽しみください。
(浅田資継)