2014年11月26日02時14分
みんなの党の渡辺喜美・前代表は25日、同党の解党を踏まえ、模索していた衆院選前の新党結成を断念する方針を周辺に伝えた。来月2日に公示が迫るなか、政党要件となる衆参議員5人が集まるめどが立たず、無所属で立候補するという。ただ、衆院選後には改めて新党をめざす可能性がある。
みんなの党は、党内の路線対立などで28日に解党。党所属議員は民主党や次世代の党、無所属などそれぞれの行き先が分かれた。
渡辺氏は2009年にみんなの党を立ち上げ、昨年の参院選後には衆参36人まで党勢を拡大した。強いリーダーシップで党を率いてきたが、巨額献金問題などをめぐって求心力が低下していた。
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