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日韓局長級協議で竹島問題を抗議11月26日 4時16分
政府は、韓国軍が24日、島根県の竹島で訓練を行ったことは、受け入れられないとしており、27日、ソウルで行われる、日韓両国の外務省の局長級協議で、この問題を取り上げ、改めて抗議することにしています。
韓国軍は24日、島根県の竹島で、外部から何者かが上陸するのを阻止する目的だとする訓練を、艦艇や戦闘機を参加させて行いました。
これについて、政府は「竹島の領有権に対する日本の立場に照らして、絶対に受け入れることはできない」として、外交ルートを通じて韓国側に抗議しました。
こうしたなか、ソウルで27日、2か月ぶりに、日韓両国の外務省の局長級協議が行われることになっており、政府は、日本の立場を明確に伝える必要があるとして、この問題を取り上げて、改めて抗議することにしています。
また、今回の協議で、日本側は、産経新聞の前ソウル支局長が執筆したコラムがパク・クネ(朴槿恵)大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された問題について、報道の自由にかかわる問題だとして懸念を伝えるほか、韓国が、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の問題を受けて、福島県などの水産物の輸入を禁止している措置を解除するよう、重ねて求めることにしています。