自由で気楽な一人暮らしを満喫している人でも、ふとした瞬間に一人はつらいと感じることもあるようです。「女性のための人生相談ルーム 恋と仕事のキャリアカフェ by 五百田 達成」でも、「部屋にゴキブリが出た時は泣けてきた」「病気の時はやたら弱気になる」という一人暮らしの女性の話を耳にします。
教えて!gooで、こんなQ&Aを見つけました。
「一人暮らしの朝が寂しい」
■毎朝つらいです
春から一人暮らしを始めた質問者は、朝目覚めるととても寂しい気持ちになってしまうとのこと。「朝日を浴びてみたり、掃除をしてみても胸がつまるような思いは消えず、家族のことを思い出しては涙がこぼれてきます。夜だと大丈夫なのですが、朝になると毎日この状態です。どうして朝だけこのような状態になるのでしょうか。どうすれば克服できますか?一日のはじまりを明るく迎えられないのがつらいです。」と問いかける質問者に対して、
「長い人生の中で、そんな時期は誰にでも訪れます。寂しいから、友達を作るのです。寂しいから恋人を作り、やがて家庭を築いてゆくのです。これからが、貴方の本当の旅立ちです。友達、恋人を作るための旅です。良い出会いがあればよいですね」(qwe2010さん)
「ご家族とご一緒だった頃と同じ気持やペースで行動しているせいだと思いますよ。『私の城で迎える朝だ!!』くらいに気持ちを切り替えないと、ご家族との暮らしにずっと引きずられます。一人暮らしなのですから自由です。ご家族に見つかったら気まずかったようなことを試してみてはいかがですか。それが可能だと実感できれば、新たな暮らしがはじめられますよ」(2080219さん)
「朝活の予定を入れてしまうと、慌ただしく家をすぐでないといけなくなるので寂しいという感情を持て余す時間はなくなります。調べると色々あります。習い事とか、交流会とか、読書会とか」(LOTUS18さん)
「結婚をしてみて、結婚の意義を感じ、一人暮らしをしたからこそ家庭を持つ意義をより明確に感じることができるのだなと思っています。個人的に、人間にとって一人暮らしの時期は必要だと思っています。質問者様はその必要な時期を過ごしているのですから、そのつらさ・淋しさを人間形成に必要な体験として、もしかしたら『人生の修行』として耐える時期と考えたらいいと思います」(e-toshi54さん)
など様々な回答が寄せられます。
■家族の時間
一人暮らしでさみしい時といえば、暗い家に帰る時やひとりで食べる夕飯など、夜を想像しがちですが、バタバタと忙しく洗面所やトイレ・食卓を共有する朝こそ、家族を象徴する時間なのかもしれません。質問者が一人暮らしを始め、朝さみしく感じるのは当然です。
紛らわすために朝活をしたり彼氏を作ったり、ひたすら慣れるまで耐えるのもいいでしょう。そのさみしいという気持ちが、きっと次のステップとなってくれるはずです!
五百田達成(Iota Tatsunari)