◆逮捕当日の5月17日未明のメール
A《2時に終われば連絡していい?》
栩《わたしは大丈夫。わたしはおやすみの薬はいやだ》
A《サイレース(睡眠薬)は俺は飲むかもしれないけれど、かすみは飲まなくてもいい》
栩《わたしはいいけど、わかさま(ASKAの知人)の前ではいやだ》
ASKAが、栩内被告の自宅マンションに向かう直前のメールだ。17日午前4〜6時まで性交渉し、同7時半ごろ、ASKAは栩内被告の自宅を出たところを捜査員に任意同行を求められた。
このメールをめぐっても、栩内被告の主張と検察官の見立ては食い違った。
検察官から「普通に読むと、栩内被告が睡眠薬を飲みたくない、ととれる」と指摘されると、栩内被告はこれを否定。
「ASKAさんは大事な予定があるので、ろれつが回らなくなるのを心配した。ASKAさんに睡眠薬を飲んでほしくなかった」と説明した。
ASKAと栩内被告の間で交わされた意味深で不思議なメール。裁判官にはどう判断されるのか。