対馬の寺から仏像盗む=容疑で韓国人4人逮捕―長崎県警
時事通信 11月25日(火)1時35分配信
長崎県対馬市の梅林寺から仏像を盗んだとして、県警対馬南署は24日、窃盗と建造物侵入の疑いで韓国籍の自称住職、金相鎬容疑者(70)ら4人を逮捕した。同署によると、4人のうち2人は容疑を認め、2人は否認しているという。
盗まれたのは市指定の有形文化財「誕生仏」(銅製、高さ10.6センチ)。住職の春田勇禅さん(58)によると、9世紀ごろに朝鮮半島から寺に伝わり、隣接する倉庫に保管されていた。
24日午後2時ごろ、外出先から戻った春田住職が倉庫のドアノブが壊され、盗まれたことに気付いて通報。同署員が同市の厳原港から出国しようとしていた金容疑者らに職務質問したところ、紙袋の中から仏像が見つかったという。
逮捕容疑は24日午前10時〜午後1時50分ごろ、仏像1体を盗んだ疑い。
金容疑者らは他に経典も所持。倉庫にあった「大般若経」の一部が見当たらないことから、同署は関連を調べる。
最終更新:11月25日(火)11時22分
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