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      素粒子実験施設で事故想定訓練

      素粒子実験施設で事故想定訓練

      去年、研究者など34人が被ばくし、放射性物質が外部に漏れる事故が起きた茨城県東海村にある素粒子実験施設で、同様の事故が起きたことを想定した訓練が行われました。

      訓練が行われたのは、東海村にある素粒子実験施設「J-PARC」です。
      この実験施設では、去年5月、実験中に装置が誤作動して研究者など34人が被ばくし、放射性物質が外部に漏れました。
      25日は事故があった施設の運転再開に向けて、事故が起きた際の対応手順などを確認する訓練が行われ、職員など150人が参加しました。
      訓練は去年5月と同様の事故が発生し、施設内に放射性物質が漏れたという想定で行われ、はじめに施設から避難してきた研究者に放射性物質が付着していないかを確認するスクリーニングが行われました。
      また、情報収集にあたる職員は、事故の状況を国や県などにファックスや電話で連絡を入れ、通報手順を確認しました。
      しかし、最初に関係機関に事故の一報を連絡したものの、その後の状況報告までに時間がかかるなど、課題も見つかりました。
      J-PARCの池田裕二郎センター長は、「確認作業に手間取り関係機関への連絡に遅れが生じたが、今後は分かっている範囲で情報をいち早く集約し連絡するようにしたい」と話していました。

      11月25日 17時55分