ニュース詳細
仏像盗んだ疑いで韓国人を新たに逮捕11月25日 21時25分
K10034803511_1411252151_1411252214.mp4
長崎県対馬市の寺から市の文化財に指定されている仏像を盗んだとして、韓国人の男4人が24日、窃盗などの疑いで逮捕された事件で、警察は25日夕方、新たに42歳の韓国人の男を窃盗などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは韓国人の自称カラオケ店経営、パク・ボンス容疑者(42)です。
警察によりますと、パク容疑者は、24日逮捕された韓国人の自称住職、キム・サンホ容疑者(70)ら4人と共に、対馬市の梅林寺から銅で出来た高さ10センチ余りの「誕生仏」と呼ばれる仏像を盗んだとして窃盗などの疑いが持たれています。
パク容疑者は、ほかの4人と共に港から韓国に向けて定期船で出港しようとしていたということで、25日になって、事件に関与している疑いが強まったとして逮捕されました。
寺からは、盗まれた仏像と一緒に保管されていた複数の経典も無くなっていましたが、5人が持っていた荷物の中から経典が見つかったということで、警察が関連を調べています。
逮捕された5人のうち2人は、警察の調べに対して容疑を認め、25日逮捕されたパク容疑者を含む3人は否認しているということです。
対馬市では、おととしにも国や県の文化財に指定されている仏像2体が神社や寺から盗み出され、韓国で窃盗グループが逮捕されて仏像は回収されましたが、韓国の裁判所で、日本への返還を差し止める仮処分が決定されるなどしていて、返還されていません。