自家製簡単赤ワイン

アルコール度数１％以上の無許可醸造は違法なので、くれぐれもご注意ください。

材料用意。空きペットボトルに、ワイン用と同じコンコード種を使ったブドウジュース「めいらく赤葡萄」、そして酵母。

酵母は、製パン用のドライイーストでもいいですが、東急ハンズや通販でワイン酵母やシャンパン酵母が普通に購入できます。

今回は、東急ハンズで購入してきたシャンパン酵母の残りを使用。

空きペットボトルにジュースを入れ、続いて酵母を投入。茶さじ１杯程度で十分です。

醸造許可を持っているなら、ここでお砂糖を100g～120gくらい入れます。
無許可の場合は砂糖を入れてはなりませんよ！

醸造許可無しでの砂糖追加はダメなのです。くどいようですがダメですよ。大事なことなので３回言いましたよ。

なぜ無許可で砂糖を入れてはいけないのか？それは、酵母が糖分を分解して、アルコールと炭酸ガスに換えてしまうからなのです。

つまり砂糖を追加してしまうと、アルコール度数が高くなってしまう！無許可で砂糖を追加してはいけない、大きな理由なのですね！

さて、気を取り直して作業を続行しますよ。

ジュースと酵母を入れたら、ボトルの蓋は密閉せず緩めに締め、その上から４つ折りにしたティッシュをかぶせて輪ゴムで留めます。

これは、発酵中の炭酸ガスが抜けられるようにする必要があるためです。やらないと破裂することもあるので、ご注意ください。

発酵が始まったら翌日には飲みきりましょう。
砂糖を入れない場合は度数が足りないので、スピリタスでも入れて調整しましょう。

醸造許可があるなら、砂糖を追加してなおかつ発酵が終わって泡が出なくなるまで待ちましょう。意外と立派なワインのできあがり。

泡が出なくなったら「澱引き」します。酵母が沈殿してるので、上澄みを別容器に移します。冷蔵庫に入れると早く沈殿しますよ。

醸し上がったら、飲みまっしょい！
家庭内消費が原則です。他人に飲ませちゃダメですよ。確か違法になったと思います。

残った澱には、まだ酵母が生きています。ジュースと（許可があれば）砂糖を追加すれば、何度でも使い回せますよ。