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官房長官 韓国軍の竹島上陸阻止訓練を批判
11月25日 14時02分

官房長官 韓国軍の竹島上陸阻止訓練を批判
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菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、韓国軍が24日、島根県の竹島に何者かが上陸するのを阻止する目的だとする訓練を行ったことについて、「絶対に受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と述べて、批判しました。

韓国軍は24日、島根県の竹島に外部から何者かが上陸するのを阻止する目的だとする訓練を艦艇や戦闘機を参加させて行いました。
これについて、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「竹島の領有権に対するわが国の立場に照らして、絶対に受け入れることはできない。極めて遺憾だ。事前に韓国からは通報もなかったが、政府として厳しく韓国側に対して抗議をした」と述べて、批判しました。
そのうえで、菅官房長官は、27日に韓国で開かれる予定の日本と韓国の外務省の局長による協議について、韓国側の姿勢を見極めたうえで厳しく対応する考えを示しました。
岸田外務大臣は閣議のあと、記者団に対し、「竹島の領有権に対するわが国の立場に照らして受け入れることはできず、極めて遺憾であり、韓国側に強く抗議した。わが国の立場については、引き続き、韓国側に伝えなければならない」と述べ、批判しました。
そのうえで、岸田大臣は「日韓両国の間には難しい問題があるが、日韓関係は重要な2国間関係であり、大局的な観点から、未来志向で重層的な関係を作るため、引き続き努力したい」と述べました。
また、岸田大臣は、2年以上にわたって開かれないままになっている、日本、中国、韓国の3か国の外相会議や首脳会議について、「難しい問題があるからこそ対話が重要であり、開催に向けた前向きな動きを期待したい」と述べました。
江渡防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「竹島は、わが国、固有の領土というのが、わが国の立場で、これまでも外交当局から韓国側に強く抗議しているにもかかわらず、訓練を実施したことは、極めて遺憾だ」と述べました。
そのうえで、江渡大臣は「韓国は隣国であり、わが国にとって重要な国なので、言うべきことは言いながら、よりよい関係を築いていくための外交努力を粘り強くしていかなければならない」と述べました。

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