毎年1兆円ずつ嵩んでいる社会保障費。つまり年金・医療・介護の費用が毎年1兆円ずつ膨らんでいるのです。
総額100兆円に及ぶ社会保障制度について、同僚の議員たちと自助と選択のカフェテリア方式が導入出来ないかと真剣に考えています。
例えば、年金受給開始年齢を65歳から80歳まで等と選択制にして、遅くから受け取る者は月額数万円程度アップ。又は、叙勲の対象にします。
そして医療保険も、一年間で通院回数が少なければ、民間の損害保険のように翌年にポイントバック等の恩恵が得られるようにし、体を鍛えてもらいます。
さらに介護保険も、一年間全く使わなければ、自治体等から各地域の特典をいただけるなど、様々なオプションが考えられます。
突飛な議論に聞こえるかもしれませんが、自民党幹部の中からも真剣に検討するべきとの声も聞かれます。
その議論を受けて『ヘルス&コミュニティ議員連盟』が立ち上がりました。
新しい社会保障制度の確立を目指し、「健康長寿社会推進基本法案(仮称)」を来年の通常国会で議員立法での成立を目指すことになっております。
日本を支えて下さったお年寄りの皆様には安心安全の生活を送ってもらいつつ、若者には過度の負担がかかるようなことにならないように我々は
知恵を絞り、決断をしていかなければなりません。