サーバー設定
サーバー名の自動補完 ¶
Opera のアドレス欄に単語を 1 つ入力すると(例として "opera")、Opera は以下のような動作を行います。
- "opera" というニックネームのブックマークを検索する
- デフォルトの検索エンジンを使用して "opera" を検索する
Opera のアドレス欄に単語を 1 つ入力し、スラッシュ "/"' を後に付けると(例: "opera/")、Opera は以下を行います。
- "http://opera/" というローカルネットワーク内のコンピュータを検索する
- プリフィックス("www" など)とサフィックス("com" など)を追加して "jp.opera.com" を検索する
プリフィックス、サフィックスの一覧はカンマ区切りで入力し追加することができます。例えば、お住まいの国のトップレベルドメインなどをプリフィックスの一覧に追加することができるでしょう。
ご注意: 複数の組み合わせを試みると、その分時間を要します。接続が遅い場合、この機能をオフにするとブラウジング速度が向上する可能性があります。
ワンポイント: プリフィックスとサフィックスによるサーバー名の自動補完を省略するには、Ctrl+Enter を押してください。
プロキシサーバー ¶
プロキシサーバーとは以下を行えるコンピュータのことです。
- ウェブページをローカルに保存して、一定のグループの人々(従業員や購読者など)がよく閲覧するウェブページに素早くアクセスできるようにします。
- 使用しているブラウザと特定のサービスとの間で通訳のような働きをします。
- 送受信される情報を変更したり監視します。
- インターネットの通信速度を向上させます。
プロキシサーバーを変更するには、
に移動し、 をクリックして必要な情報を入力してください。適応するプロトコルを使用するすべての通信が、指定したプロキシサーバーを通して行われるようになります。プロキシを使用するには以下を指定してください。
- プロトコル(HTTP など)
- インターネットアドレス(proxy.example.org または 192.0.34.166 など)
- ポート番号(5000 など)
上の情報は、インターネットサービスプロバイダ (ISP)、プロキシサーバーをホストしている組織・機関、プロキシソフトウェアに付属している文書などから入手することができます。
「ローカルサーバーにプロキシを使用」の設定で、ローカルサーバーにプロキシを使用するかどうかを指定することができます。
プロキシを通さずに特定のサイトにアクセスするには、プロキシを使用しないウェブアドレスのリストを入力します。以下の プロキシサーバーのバイパス: 例外一覧 を参照してください。
ご利用のインターネットプロバイダが自動プロキシを要求した場合は、ISP から与えられたウェブアドレスを入力してください。
プロキシサーバーを手動で追加する ¶
通常は、ご利用のサービスプロバイダあるいはネットワーク管理者から、必要なサーバー名とポート番号が提供されます。提供されていない場合には、これらの情報を確認してください。
以下のようなプロキシサーバーのプロトコルがサポートされています。
- HTTP: HTTP サーバー用(一般的なウェブサイト)
- HTTPS: 安全なドキュメント(ファイアーウォールの内側にいる場合のみ、使用してください)
- FTP: FTP ファイル向け
- Gopher: Gopher サーバーにアクセスする場合に必要です
- WAIS: WAIS サーバーにアクセスする場合に必要です
- に移動して、 をクリックします。
- プロキシを使用するプロトコルにチェックを入れ、プロトコル名 (HTTP, HTTPS...) の右側にある欄にプロキシサーバーのホスト名、あるいは IP アドレスを入力してください。右端の欄にはポート番号を入力します。
[v] HTTP [ proxy.proxyexample.com ] ポート [8080]
あるいは
[v] HTTP [ 123.45.67.89 ] ポート [8080]
プロキシサーバーのバイパス: 例外一覧 ¶
例外一覧を使用して、プロキシを通さずに直接アクセスされるべきサーバーを指定することができます。例えば、ローカルに保存したドキュメントがあったとしても、サーバーが非常に近く、プロキシが障害となる場合に利用すると便利です。
ボタンをクリックして、「リスト上のものを除いてすべてのサーバーにプロキシを使用」のオプションを選択し、以下のように 1 つのサーバーあるいはホストを 1 行ごとに追加してください。*.opera.no www.opera.com
このようにすると、*.opera.no ドメインや、www.opera.com サーバーはプロキシを通さずに直接アクセスされるようになります。上の例で示されるように、ワイルドカードを使用することができます。1 つずつ異なる行に入力する代わりに、コンマやセミコロンを使用してエントリを分けることも可能です。
反対に、「リスト上のサーバーのみにプロキシを使用」のオプションを利用して、プロキシを通すべきサーバーのホワイトリストを設定することもできます。通常の通信ではプロキシを通しません。
プロキシの自動設定 ¶
プロキシの自動設定を行うには、「プロキシの自動設定を使用する」のボタンをクリックし、下にあるテキスト欄にプロキシ自動設定へのアドレス (URL) を入力してください。
国際化ウェブアドレスの UTF-8 エンコード ¶
サーバーによっては、推奨されている UTF-8 エンコードではなく、ローカルのエンコード(latin-1 など)を使用して Opera がアドレスをエンコードするように指定する場合があります。これらの設定は、
から行えます。右のアドレスを入力したい場合 | http://www.example.org/æøå.html |
latin-1 では右のようなアドレスを入力します | http://www.example.org/%E6%F8%E5.html |
UTF-8 では右のようなアドレスを入力します | http://www.example.org/%C3%A6%C3%B8%C3%A5.html |
サーバーへの最大接続数 ¶
同一サーバーへの最大接続数は、標準で設定されている 16 のままにしておくことをお勧めします。ただし、ブラウジングの速度に問題がある場合には設定を調節してください。
総接続数の最大値 ¶
すべてのサーバーへの最大接続数は、標準で設定されている 64 のままにしておくことをお勧めします。ただし、ブラウジングの速度に問題がある場合には設定を調節してください。