こんにちは! ヨス(@yossense)です。
日本語入力ソフト(パソコンで日本語を入力するときに必ず使っているソフト)で最近はびこっているものに「Baidu IME(バイドゥ・アイエムイー)」というものがあります。レノボのノートPCなんかだと初期設定で最初から入っているぐらいのはびこり具合です。その「Baidu IME」が、NHKのニュースで、騒がれていました。
という訳で「Baidu IME」の削除の仕方について紹介します。
Baidu IMEの何が問題?
ニュースで言っていたのはこういうことです。
この「Baidu IME」を使って入力された文字の、ほぼすべての情報が、ご利用者に無断で外部に送信されていたんだとか!! なので機密情報が漏えいする恐れがあるため、利用には注意が必要だと指摘しているようです。
「Baidu IME」って?
「Baidu IME」って聞いてもピンと来ない方もいるかもしれません。だって、無料のソフトをインターネットでダウンロードしたときに、勝手にオマケでついてきたりするからです。実際には「Baidu IME も一緒にダウンロードする」のような文言を書いてある欄の「チェックマーク」を外さずに次へとかOKをクリックしたことが原因だと思いますが。
下の画像のようなツールバーに見覚えがあれば、「Baidu IME」を使用しているということになります。
文字を入力しているときに、こんなツールバーが画面に現れていれば現在使用中ということです。
この「Baidu IME」は中国では大手企業の「百度(バイドゥ)」の制作した日本語入力ソフトです。ほかには「hao123」という悪名高いものも、この「百度」の仕業ですので、かなり問題の企業ですね。ってか、世界で見てもGoogleに続く世界第二位の検索サイトという立場なんですよ! にも関わらず、かなりタチが悪いです。
文字入力をしたものが流出?
どんなソフトでどんな文字を入力しても、それらが全部流出されている?……かもしれないんです。気持ち悪いですね。その文字にはもちろんのこと、IDとかパスワード、クレジットカードのナンバーも含まれますから。
ところで、この「Baidu IME」ですが、試しに使ってみると「MS-IME」より割と使いやすいし、まじと入力したものが本気と変換される渋さはちょっと気に入りましたがw。イヤイヤ……そんなこと言っている場合ではありません。
Baidu IMEの削除の仕方
では早速「Baidu IME」の削除の仕方を紹介します。って言っても、同じ「百度」のやらかしている「hao123」と違って、特に大変なわけではないです。日本語が読めて萌えキャラの涙に屈しない限り、簡単にアンインストールできると思いますw。
Baidu IMEを削除する
では早速削除のやり方を追っていきましょう。
1プログラムのアンインストール
スタートメニューから「コントロールパネル」を開きます。そして「プログラムのアンインストール」をクリックします。
2Baidu IMEをダブルクリック
するとインストールしているアプリケーションがズラっと出てきます。その中から「Baidu IME」を探し、ダブルクリックします。
3萌えキャラに屈するな!
なんと! ネコ耳の萌えキャラに「今まで頑張りましたが、もう少し利用してみませんか?」とお願いされます! これは卑怯ですね~!……ってか戦略的にうまい。実際にこの画面で踏みとどまる人が多いんだそうです。うん。分かる気がする。
萌えキャラがいいんだったら、私が描きますからっ! なので絶対に屈しないで下さい!
……えッ?! やっぱこんなんではダメ?(ちなみに嘔吐下痢症の対策記事でたまたま書いたイラストですw)
4間違わずに「はい」
また「本当にアンインストールしますか?」としつこく聞かれます。はいをクリックしましょう。
5ネコ耳娘の涙に負けるな!
さらにしつこく粘られます! ドラクエで「はい」にしないと永遠に同じ質問を繰り返されるシーンを思い出しましたよ!
これが最後です! アンインストールをクリックです!
ってか、この涙は卑怯すぎです。なんかめっちゃ罪悪感を植え付けられます。悪いこと全然してないのに!!
6保存せんでいいっす!
「学習情報と環境設定を保存しますか?」と出るのでいいえで。二度と「Baidu IME」を使うことにはならないので。
7アンインストール完了~アンケートページへ飛ぶ
しばらく待つと、アンインストールが完了します。すると、その瞬間ブラウザが開き、アンケートページに飛びます。
アンケートページに飛びますが、別に答えなくても閉じられますので閉じましょう。
これで「Baidu IME」とはオサラバです!! 簡単だったな。
結局「百度」のヘルプページとほとんど同じでした……。ヘルプページは古い画面なので萌えキャラは出ていないけどね。
Baidu IMEがまだ消えてない?
さて、アンインストールできた~!と思って、画面を見ると……? アレレ?? ツールバーがまだ残っている?!
あ、でも大丈夫です。これはパソコンを再起動すれば消えてくれますので!
フォルダとかファイルがまだ残っている?!
hao123がかなりウザかったので、ちょっと気になって「Baidu IME」のデータがひっそりと残っていないかフォルダ検索してみました。
すると何個か出てきてビックリ! でも見ていくと、空っぽのフォルダとかだったので、問題ないと思います。でも気になる場合は、下のやり方で削除していくとOKです。
追記: Baidu IMEがインストールされているかチェックする方法
この記事を書いた後、見てくださった方から「どうやったらBaidu IMEが入っているか分かるんだ?」というご質問をいただいたので、その確認方法を追記で入れておきます。
Windows7の場合
Windows 7の場合は、[ スタートメニュー ] → [ コントロールパネル ] → [ 時計、言語、および地域 ] → [ キーボードまたは入力方法の変更 ] → [キーボードの変更ボタンをクリック ]で、以下のようなウィンドウが開きます。
これで、もし入っていれば、アンインストールして下さい!
Windows XPの場合
[ スタートメニュー ] → [ コントロールパネル ] → [ 地域と言語のオプション ] → [「言語」のタブで詳細をクリック ] → [ Windows 7と同じように、開いたウィンドウ内に「Baidu IME」がないかチェック! ]
こちらはR(m.saito)(@R_farms)さんの記事『話題の中国・百度製の「Baidu IME」の確認と削除法』を参考にしました! ありがとうございます。
追記: Baidu IME関係ニュース
この記事を書いた後、ニュースになったことをこちらに追記していきます。
追記
「百度」のプレスリリースでは、こんなことを書いていました。
ユーザーが入力した情報については、原則として「バイドゥ サービス利用規約」の中の「プライバシーポリシー」に沿って取り扱われます。ユーザーの入力情報を弊社サーバーに送る場合は、ログ情報の送信に事前に許諾を頂いており、許諾が得られないユーザーについてはログ情報の取得を行っておりません。また、クレジットカード番号やパスワードなどの信用情報、または住所や電話番号などの個人情報については、ログ情報として収集しない仕様となっています。なお、両製品に関わるサーバー機器およびデータは日本国内のみで管理しています。
Baidu(バイドゥ)ニュース - Baidu.jp に関するニュースより引用しました。
どれが真実にしても、気になる方はアンインストールしておいたらいいと思います。大抵が知らない間にインストールしているということが多いと思いますし。あと、Android向け変換ソフトの「Simeji」も「百度」が作っています。なので気になる方はこちらもアンインストールしておくと良いでしょう。
追記1
バイドゥ株式会社がプレスリリースをしました。
このほど、弊社製品日本語入力システム「Baidu IME」に関する配布方法、および個人情報等の流出について懸念されているとの報道がなされました。弊社は、このような指摘を真摯に受け止め、以下のとおり改善策を講じましたので説明させていただきます。
Baidu(バイドゥ)ニュース - Baidu.jp に関するニュースより引用しました。
個人情報流出について指摘されたため、その対策のため問題点を変更をしてバージョンアップしたようですね。まとめると以下の様な感じです。
- 今すでに使っている方への対応
- 初期設定では「ON」になっていたクラウド変換の設定を「OFF」が初期状態になるように変更されました。クラウド変換の設定とは、クラウド上のサーバーを使って、日本語入力の漢字変換をする機能です。これが原因で入力したデータが無断でBaiduのサーバーに送られていると指摘されていたので、それが解消されたようです。
- 新しくBaidu IMEを使う方への対応
- Baidu IMEをインストールするときの説明が分かりやすく改善されたようです。新しくインストールした場合でも、クラウド変換機能が初期設定では「OFF」になりました。利用規約にも「クラウド変換」に関して注意事項を掲載したようです。
追記2
読売新聞でこんな記事がありました。
中国検索最大手「百度バイドゥ」製の日本語入力ソフト「バイドゥIME」による文字情報の無断送信問題で、全国の都道府県と政令市のうち29府県市で1000台以上の公用パソコンに同ソフトが使われていたことが、読売新聞の調査で分かった。
バイドゥIME使用、29府県市…PC1千台超 : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)より引用しました。
読売新聞によるとから約1ヶ月の間に送信された文字量は1億4,000万文字分で、新聞で換算すると約2年分の情報量になる計算だそうです。上の追記記事が本当だとしたら今後はデータ流出の可能性は少なくなると思いますが、この29府県市の情報流出は取り消せませんね。恐ろしいことです。
再発防止に向けて
「hao123」も同じ手口でインストールされるのですが、とにかく、フリーソフトをネットからダウンロードするときは、ちゃんと文面を読むことです。
内容を確認せずに、ドンドン次へを連打するのは止めましょう。それだけで知らない間に「Baidu IME」がインストールされている!ってなることは防げると思います。
ピンバック: 【百度】やっぱり危険だったBaidu IME!あなたの個人情報が中国へ!【まるでウィルス】
ピンバック: 話題の中国・百度製の「Baidu IME」の確認と削除法