橋下氏:不出馬は「ベストの判断」 都構想実現を優先
毎日新聞 2014年11月24日 16時40分
維新の党共同代表の橋下徹大阪市長は24日、大阪府阪南市などで街頭演説し、衆院選出馬を見送った理由に関し「これがベストの判断と思ったからだ。大阪のためになる。批判、反発を恐れたからではなく、この後の結果を見てほしいとしか言えない」と語った。
幹事長の松井一郎大阪府知事も演説し「僕も橋下氏も国政に挑戦することはいったん引っ込めた。大阪に軸足を置き、これからもしっかり活動していく」と強調。大阪都構想の実現を目指し来春の統一地方選に全力を挙げると訴えた。
橋下、松井両氏は都構想をめぐって対立する公明党が前職を擁立する大阪3区、同16区での出馬を検討していた。(共同)