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ロシア アブハジアと“同盟条約”調印
11月25日 9時33分

ロシア アブハジアと“同盟条約”調印
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ロシアのプーチン大統領は旧ソビエト・グルジアからの独立を宣言しているアブハジア自治共和国の指導者と「同盟と戦略的パートナーシップに関する条約」を調印して、軍事や法律などの統合を進める姿勢を示し、アブハジアの独立を認めないグルジアと欧米が反発を強めるものとみられます。

ロシアのプーチン大統領は24日、南部のソチでグルジアからの独立を宣言しているアブハジア自治共和国の指導者、ハジムバ氏と会談し、新たに「同盟と戦略的パートナーシップに関する条約」に調印しました。
ロシアは2008年にグルジアと武力衝突したあと、アブハジアがグルジアから独立するのを承認し、「友好協力相互援助条約」を結んで経済や軍事の分野で支援を行ってきましたが、新たな条約によって、軍事や法律などの分野でロシアへの統合を進めるとしています。
一方、グルジアと欧米はアブハジアの独立を認めておらず、新条約はロシアによるアブハジア編入に向けた動きとみて、反発を強めるものとみられます。
グルジアは国名をロシア語を起源とする表記から英語に由来する「ジョージア」に変更するよう各国に呼びかけるなど、ウクライナと同じようにロシアと距離を置き、欧米への接近を図っています。

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