志田修二
2014年11月25日15時15分
JR東日本が八戸線で運行しているレストラン列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」が人気だ。昨年10月の運行開始から1年以上が経つのに定員48人の指定席は発売開始と同時に完売し、予約が困難となっている。人気の理由を探った。
「走るレストラン」の呼び名に象徴される東北エモーションは様々な趣向が凝らされている。まずその車両。個室とキッチン、オープンダイニングの3両編成で、外観は白で統一、れんがを思わせる幾何学模様が施され、清潔感とおしゃれな雰囲気を醸し出している。
内装も凝っている。車内は茶を基調としたシックな色合いでまとめ、床にこぎん刺し、壁面には刺し子織や南部鉄、照明には琥珀(こはく)といった東北の伝統工芸をモチーフにしたインテリアを採用している。
おすすめコンテンツ
朝日新聞デジタルをフォローする
PR比べてお得!