埋め立て承認取り消しを 住民ら194人原告団提訴
普天間基地の移設問題で名護市辺野古の埋め立て申請を知事が承認したことに対し、辺野古住民らが承認の取り消しを求め、那覇地方裁判所に提訴しました。
知事の承認取り消しを求めて裁判を起こしたのは、名護市辺野古や久志地区の住民など住民194人にのぼる原告団です。
原告団は、国の埋め立て申請は公有水面埋立法が定める環境保全への配慮や国土利用上の合理性といった要件を満たしていないにもかかわらず、知事が埋め立てを承認したことは違法だとして県を相手に取り消しを求め、15日に那覇地裁に提訴しました。
原告団では、同時に知事の承認についてその効力の一時的な中断を求める申し立ても行なっていて、今月末まで原告を募り、追加提訴する方針です。