“元正妻”ソフトＢ・細川、発表前に松坂の入団ばらしちゃった！

オープンカーから手を振る五十嵐、王球団会長【拡大】

　優勝パレードからファンフェスティバル。日本一祝賀ムードの休日に、ベテラン捕手は舌も滑らか。ホットな話題も大胆にリードした。トークショーの終盤、来季の目標を問われた細川はニヤリと笑い、口を開いた。

　「来年は、エース摂津と松坂大輔の２枚看板で先発を引っ張ってくれると思う。この２人で最低２０勝、と。自分はリードのことだけを考えていきたい」

　松坂！？　決定なの？　戸惑いから一瞬、静まり返ったヤフオクドーム。壇上に並んだ五十嵐、柳瀬は大人の対応でスルー。だが４万１８１８人のファンの期待は、確信に変わった。なぜなら細川は松坂の“元正妻”だからだ。

　１９９９年に西武に入団した松坂の１学年上の細川は、青森大を経て２００２年に西武入り。０６年までバッテリーを組み、０４年には日本一に輝いた。

　「朝起きたら、ＬＩＮＥ（無料通話アプリ）に『どこに住めばいいですか？』って連絡があったから。これは言っていいだろうと思った」

　松坂は自宅のある米ボストンに滞在。帰国は１２月上旬になる見通しだが、本人からのＬＩＮＥを通じてのメッセージに胸を躍らせた。バッテリー再結成となれば、０９年のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）直前の西武春季キャンプ以来。「その時も肩か肘がよくなかったみたいだけど。手術して変わっていると思う。日本のマウンドは下半身を使って投げるのに合う。どんな球になっているか楽しみ」と期待した。

【続きを読む】