松本英仁
2014年11月25日03時00分
JR東日本長野支社によると、地震後に不通となった大糸線の信濃大町―糸魚川間のうち、線路の一部でゆがみが確認された信濃大町―白馬間は25日中の復旧を目指し作業を進めている。
JR長野支社によると、小谷村の白馬大池―千国駅間で、線路脇の斜面が幅28メートル、高さ50メートルにわたって崩れ、一部が線路上に流入した。23日夜から土砂の撤去作業を始めたが、並行する道路の復旧状況も見ながら作業を進めるため、明確な復旧のめどは立っていない。主に通学客向けに25日から朝夕、「地域救済バス」を1本ずつ走らせる。
南小谷以北の大糸線について、JR西日本金沢支社は長野県側の線路の安全が未確認として当面運行を見合わせている。新潟県側の糸魚川―平岩駅間は24日、列車を5往復に減らして運行を再開した。
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