警視庁綾瀬署(足立区)の男女4人の警察官が、勤務中の交番で“みだらな行為”をしたとして内規処分を受け、今月までに依願退職していたことがわかった。

 警視庁広報課は「すでに退職しており、年齢など詳細について公表は差し控える」としているが、問題となったのは、20代前半の女性警察官と3人の男性警察官。交番勤務が1人態勢になる時間に「清楚でマジメ」(事情通)と評判だった女性警官が交番を訪れ、当直室で“深夜勤務”に及んでいたようだ。

「女性は地域課の元警察官で、当初は先輩男性からセクハラを受けたと本庁の監察官室に被害を訴えていたそうです。ところが、事情を聴くと、女性は綾瀬署管内のあちこちの交番に出入りし、少なくとも3人の男性と男女関係を持っていたとされる。セクハラの訴えについても、実は痴情のもつれじゃないかとささやかれています」(マスコミ関係者)

 綾瀬署管内を歩くと、交番は13カ所。駅から離れた住宅街の交番ともなると、夜は静かで、事件でも起きなければ、誰も訪ねて来る者はいない。設備面も、隠れてSEXするにはヘタなラブホより快適のようだ。

「以前の交番と違い、建物はRC(鉄筋コンクリート)造り、アルミサッシ、カーテンウォール付き。広さも40〜50平方メートルあり、当直室は仮眠用とはいえ、6畳クラスの和室で、シャワー室もある。交番勤務はシフト制で、土日や祝日勤務も珍しくありません。不規則な生活でストレスは多く、つい警官たちも魔が差したのではないか」(警察関係者)

 警視庁の交番勤務は4部制で、4日に1回の割で夜勤がある。ただ、夜間パトロールを終えれば、基本的に朝方までは仮眠を取っていい。

 人けのない会社の応接室でOLと……という話は聞くが、交番SEXはやっぱりまずかったか。