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日本の大手損保 中国で“自賠責”販売へ11月25日 4時12分
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自動車の増加に伴って自動車事故も増えている中国で日本の大手損害保険会社の現地法人が、日本の自賠責保険に当たる自動車事故の「強制保険」を販売する認可を日本企業として初めて取得しました。
中国当局の認可を受けたのは損害保険大手の「損保ジャパン日本興亜ホールディングス」の現地法人です。
発表によりますと現地法人は日本の自賠責保険に当たる自動車事故の「強制保険」の販売認可を今月17日付けで中国保険監督管理委員会から取得したということです。
強制保険の販売については、ほかの損害保険大手も申請をしていますが、認可が出たのは初めてです。
「損保ジャパン日本興亜」は来年にも、北京や上海など5つの拠点で中国に進出している日系企業が会社で保有する車を対象に販売を始め、今後、日系企業の従業員や日本車の購入者を対象に拡大することを検討しています。
これまで日本の損害保険会社は任意保険しか販売できていませんが、中国では任意保険と強制保険を同じ保険会社で入ることが一般的だということで、会社では「自動車の増加が続く中国での保険の販売に弾みがつく」と話しています。