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【衆院選】
橋下さんなんで断念したの? 「大阪のためにベスト」と返答も質問者は「それでは無回答」 阪南市の街頭タウンミーティング
維新の党共同代表の橋下徹大阪市長は24日午後、大阪府阪南市で行った街頭タウンミーティングで、聴衆の男性から「なぜ衆院選出馬を断念したのか」と尋ねられ、「批判や反発を恐れたからではない。大阪のためにベストと判断した」と説明。一方、判断の根拠については詳しく言及せず、「今後の展開を見てもらうしかない」と述べるにとどめた。
橋下氏に質問したのは阪南市の無職の男性(70)。「国会議員でなければ、維新の党は(共同代表の)江田(憲司)氏にまかせればいい。院政を敷くのか」とも追及したが、橋下氏は真剣な表情で「違います」と即答。身ぶり手ぶりを交え「(衆院選では)きちっと身を切る改革ができる政党を選んでもらいたい」と訴えた。
質問者の男性は「この答えだと無回答だ。裏で公明とやりとりしたのではと思われても仕方がない。もっときちんと説明するべきだ」と手厳しかった。