日本百貨店協会が19日発表した10月の全国百貨店売上高は、前年同月比2.2%減の4783億円となり、消費税率が引き上げられた4月以降7カ月連続で前年割れした。月前半の週末に2週続けて台風が上陸した影響で集客が伸びず、マイナス幅は9月(0.7%減)から拡大した。
ただ、訪日外国人の免税売上高は約2.2倍の86億7000万円に伸び、単月としては過去最高を記録した。10月から免税対象品目が拡大されたことや、国慶節(建国記念日)連休で訪れた中国人観光客が増えたことが寄与。外国人の購入客数も2.5倍に増えた。
[時事通信社]