震災がれき大量投棄、3年放置 茨城・常陸太田の山林東日本大震災で発生したがれきと関東一円の産業廃棄物が、茨城県常陸太田市の山林に大量に捨てられ、苦情が出た2011年11月から約3年にわたり放置されていることが24日、分かった。 山林から有害物質も検出され、地権者や住民からたびたび苦情が出ている。茨城県は「警察が捜査中であり現場を変えられない」としているが、不法投棄の監視や環境保全への対応が問われそうだ。 廃棄物の投棄に関与した山林の元管理人(59)は共同通信の取材に「(不正軽油を作るときに発生する)毒性の強い廃液が入ったドラム缶がトラック10台分、地中に埋まっている。乗用車も数台埋めた」と話している。 【共同通信】
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