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【サッカー】

本田「悔しい」長友「楽しめた」 ミラノダービーはツノ日本人対決

2014年11月25日 紙面から

試合を終え、ACミランの本田(手前)と抱き合うインテル・ミラノの長友=ミラノで(共同)

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 【ミラノ(イタリア)酒巻陽子】イタリア・セリエAで本田圭佑(28)のACミランと長友佑都(28)のインテル・ミラノは1−1で引き分けた。長友は右サイドバックでフル出場し、得点の起点となるクロスを送った。本田は後半28分から右FWで出場し、伝統の一戦ミラノ・ダービーで初の日本選手対決が実現した。

 1−1で迎えた後半28分、本田が8万人近い大観衆に埋め尽くされたジュゼッペ・メアッツァのピッチに立った。通算200試合を超える伝統のミラノ・ダービーで、ついに日本選手の初対決が実現した。対決は1−1で引き分けた。試合後、2人の日本人は健闘をたたえ、抱き合った。

 「スタメンで出たかった。個人的には悔しいが、それは過去の4試合で結果を出していなかったから」と途中出場を悔しがった本田。同時に「ウオーミングアップの時から普段のサンシーロの雰囲気と違うなと感じた。今日のファンは、普段どこにいっているのかと思った」とこの舞台が特別なものであることをひしひしと感じていた。

 終盤には右からドリブルで中に入り、得意の左足でシュートを放った。「あそこで決めていたら、確実に次の試合に出れたはず。結果を残さないと…。前線の選手は『惜しい』では意味がない。あの場面でゴールを決めるために、いつも練習しているが、まだまだダメですね」と逸機を悔しがった。長友については「インテルの1点目も、彼のシュートというかセンタリングから生まれた。攻撃参加した時に結果を出すのは必要なこと。非常に危険な選手だった」とその存在感を認めた。これからも続くであろう、2人のミラノ・ダービー。日本のサッカーファンにとって、夢のような時間がピッチの上で流れていた。

 

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