2014-11-24
ソロー「サービス部門の生産性の研究は立ち遅れている」
経済 |
昨日冒頭部分を紹介したマッキンゼーのソローインタビューから、残りの部分の概要をまとめてみる。
- 世界で最も優れた経営を行っている先導的な企業と競争することは、自分の経営を優れたものとするだけでなく、規模の経済を得ることにもつながる。というのは、世界的な優れた経営というのは、国際市場を必要とするものだからである。
- MGIのセクターレベルのアプローチが有望な研究分野は、サービス部門の生産性の研究。
- マクロ経済学者として将来予測は避けたいが、2つのことは確かだ:
- 長期の技術展望について自分はボブ・ゴードンほど悲観的ではない。彼ほどその先行きに確信を持っていないので。
- サマーズなどが唱える長期停滞論は、来る50年間はこれまでの50年間ほど経済を完全稼働させるのが難しいかもしれない、という見方だ。技術的に表現すれば、完全稼働と両立する実質金利はマイナスかもしれない、というのが一つの言い方になる。これはアルヴィン・ハンセンの古典的な長期停滞論だ。
- (成長を加速させるために企業経営者ができることはあるか、という質問に対し)自分としては奇妙なことだが、ここではミルトン・フリードマンの見解を取りたい。「経済の健全性にとって何が良いことか?」と問うのは個々の経営者の仕事ではない。効率性と利益性を高めるのが彼らの仕事。政治的不確実性とやらによって最高経営者が立ちすくんでいるならば、それは集団行動の失敗であり、怖気づいているだけだ。
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