1973(昭和48)年12月14日、愛知県の豊川信用金庫で取り付け騒ぎが起き20億円を超す預金が引き出された。女子高校生の「危ないわよ」の冗談がもとで倒産するとのうわさが瞬く間に広がり、預金者が窓口に殺到した。石油危機のトイレットペーパー騒動など、物不足とインフレの不安な世相の中、デマに発展。