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2%やや上回るインフレを許容━米ダラス連銀総裁=FT

2014年 11月 24日 23:08 JST
 
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[24日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は、長期インフレ期待が安定している限り、インフレ率が目標の2%をやや上回っても許容できるとの考えを示した。英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が報じた。

米連邦準備理事会(FRB)が注目するインフレ指標が現在、1.5%程度の水準にあるなか、フィッシャー総裁はリスクは見当たらないと指摘。「(インフレ率は)2%の目標に向かって緩やかに加速し、しばらく2%をやや上回る水準で推移するとも見込んでいる」と語った。

その上で「とりわけ供給要因に基づく場合は、インフレ率が2%をやや下回っても懸念しない。やや上回る水準であっても(インフレ)期待が安定している限り気にしない」とし、インフレが目標を多少前後することについて釣り合いの取れた姿勢で臨むべきと述べた。

また総裁は、思想面でFRBは以前より結束していると指摘した。

フィッシャー総裁はFRB内のタカ派として知られ、来年3月に退任する予定。

 
 

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 11月24日、FTによると、米ダラス連銀のフィッシャー総裁は、長期インフレ期待が安定している限り、インフレ率が目標の2%をやや上回っても許容できるとの考えを示した。4月撮影(2014年 ロイター/Tyrone Siu)

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