WBSニュース
11月24日
広がるモノのインターネット
さまざまなモノをインターネットにつないで新しいビジネスや価値を生み出す「モノのインターネット」、「インターネット・オブ・シングス=IoT」が広がっています。東京ビッグサイトで開催された「メイカーフェア東京」にも関連する作品が多く展示されていました。最近は大手企業の出展も増えており、ソニーは開発中の電子工作キット「MESH」を展示していました。LEDライトやスイッチ、マイク、スピーカーなどの機能を持ったブロックを簡単な操作でつなぎ、電子回路を作ることができます。高度な知識や技術が無い人でも、インターネットやスマートフォンを介して動く電子工作も可能です。
「東京コスモス電機」は猫の動きをツイッターで知らせるシステムを開発しました。首輪の鈴の中の無線機と加速度センサーが、えさ場などに置かれた無線機と通信して、猫の位置と動きを把握します。その情報をもとに自動でツイートします。
部品メーカーの集まる「組込み総合技術展」でもIoTが中心のテーマでした。STマイクロエレクトロニクスは農場内の様々な情報をセンサーで集め無線で飛ばすシステムを展示しました。IoT市場は今後も拡大する見込みで、国内市場は2018年には現在の約2倍の21兆円に達すると見られています。
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