22日に放送した「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)で、ビートたけしが、10日に悪性リンパ腫で亡くなった俳優・高倉健さんとの思い出について語った。

たけしは、高倉さんの人柄について「共演する女性がメロメロになっちゃうの。紳士でしょ、優しいでしょ。みんな健さんに惚れちゃうの。男も惚れちゃうの」と語った。

そして「健さんが、ある暴力団の人に『あんたそういう商売やめなさい』って言ったらやめちゃった人がいるんだから」と、ある暴力団員が更生したエピソードを話した。

その後、“元”暴力団員は、高倉さんの付き人のようになり、たけしは「辞めて健さんの側にいつもいるんだから。その人なんかは俺のことを『兄貴!』って呼ぶんだから。もの凄い怖い顔して」と話した。

ちなみにその“元”暴力団員は、たけしがトイレに行っているときのたけしの知り合いに腹を立て、「貴様何やっとんだ、コラ!」「兄貴がトイレに行ったときに、おしぼりも持っていかないのか、このボケっ!」と怒鳴った。それにたけしの知り合いは「あの人なんだよ〜」と怯えていたと話し、「もう“高倉健命”って人多いから」と笑わせた。

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