「克志ちゃん、そんなに緊張しなくってもいいのよ。うふっ、緊張するのはオチン×ンだけ……」
  珠代は、克志の体にゆっくりと覆いかぶさった。恥骨に、猛り狂った剛直の先端が当たる。熱い脈動が子宮にまで伝わってくるようだった。
  わが子のあどけない唇をそっと奪った。
「ううっ、うぐーっ」
  なまめかしい舌を克志の口腔へと侵入させていく。母の舌を克志は従順に受け止めた。やわらかな舌と舌とを、お互いに絡ませ合いながら、興奮を高めていく。
  刺激的なディープキスを交わしながら、珠代は右手を克志の下半身へと伸ばしていった。引き締まった下腹を撫であげながら、初々しい剛直を根元から握りしめた。それは、熱く、そしてピクリ、ピクリと脈打っていた。
  わが子のペニスを咥えるという新鮮な興奮が、珠代の女芯を激しく衝きあげる。トロリとぬめった花蜜が秘孔の奥から溢れ落ちるのを、どうすることもできなかった。すでに、珠代の秘唇と淫裂は、先ほどの克志の愛撫によって充分すぎるほどに潤っていた。
「いい、克志ちゃん。ママがイッていいと言うまで、我慢するのよ。一人だけでイッちゃったりしたら駄目」
「わかった、ママ」
  克志は、母も麻奈美と同じことを言うのが不思議でならなかった。二人して同時にイクということが女にとっての満足感をもたらすのだろうか、と思った。
  珠代はゆっくりと身を起こした。そして、緊張して震えている克志の腰をまたいだ。真下に、初々しいわが子のペニスが、隆々とそそり勃っている。全体が美しいピンク色に染まって、あたかも羞じらいながら母の淫裂を静かに待ち構えているかのようだ。
  珠代は、その猛り狂った肉茎をじっと見おろし、身体がカッと熱く火照るのをもはや鎮めることはできなかった。淫水焼けなどしていない、けがれのないペニスを咥えるのは、珠代にとっても生まれて初めての経験である。しかもわが子のいとおしいペニスだ。それだけに、珠代も痺れるような緊張感を味わっていたのだ。
  ねっとりと、熱くぬめった淫欲の花蜜が、珠代の二枚の果肉から溢れでて、ツゥ、ツゥーと糸を引き、屹立した一物へと滴り落ちた。
  珠代は、眼下にそびえ勃つ剛直の先端に狙いを定めて、静かに柔腰を沈めていった。
「ああっ、マ、ママ！……」
「そのまま、じっとしてるのよ、克志ちゃん」
  緊張のあまり、体を固くして震えている克志に命じて、珠代は右手で屹立した肉塊をギュッと握りしめた。そして、美しいピンク色に膨張している亀頭の先端を、ぬめった肉の深い亀裂にそっとあてがった。珠代は、さらに腰を沈めていった。
「あっ、ああーっ」
  母の、ねっとりとした秘裂に敏感なペニスの先が触れる。それだけで克志は声を震わせ、小さな叫び声をあげた。