日本の防衛技術研究本部(TRDI)が研究を進めている将来戦闘機は、大型で航続力の大きい機体になりそうです。TRDIがシンポジウムで発表した内容をAviation Weekが分析し、2014年11月21日に発表しました。
TRDIがシンポジウムで発表したデジタル・モックアップ(DMU)をAviation Weekは、スーパークルーズを諦めアスペクト比の大きな主翼を採用し、同時に大きなウエポン・ベイを備えていると予測し、長時間滞空しながら精密誘導兵器を発射するステルス機を構想していると分析しています。また、小径の大出力エンジンを研究しており、これと組み合わせるとF-22クラスの機体ができるとしています。
TRDIは先進技術実証機(ATD-X)を開発しており、2015年1月に初飛行させ、2018年度までにF-2の後継機として実用化するか判断するとしています。TRDIの研究がそのまま形になるとは限りませんが、増大する脅威への対応策を技術面からも探っている模様です。
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