シャッター切る瞬間の気持ちを想像しただけで全身が震えそうです。
これが本物の写真と言われてもにわかに信じられませんよね。テクニック、構図、テーマ… まるでパーフェクト・ドリームじゃないですか。でも、これはノルウェーのスボルベルに広がる世界を、写真家Max Riveさんが切り取った現実の世界なんです。彼の作品群はこの一枚のみながらず、信じられないほど完全無欠な美しさを放っています。
彼は冒頭の写真について、こんなふうに語っています。
「右側の光はスボルベルの街の灯り。このオーロラは三方から重なりあっているので、その部分で僕は少しだけクリエイティヴになれたようだね」
こういう瞬間に出会えること、切り取れること。それは単なる才能や幸運だけでは手に入れることができません。もちろん努力だけでも。
Maxさんは、自らの定義どおり「カメラを手にした冒険家」。彼の紹介ページでは、その人生の芸術とアイデアが要約されています。
「とても多くの人が不幸せな状況の中で生活しているけれど、率先してその状況に立ち向かおうとはしないだろう。なぜなら、安全や快適さ、保守性のある生活基盤が整っているし、それらは心のの平和をもたらす存在として姿を現すから。でも現実はこうだ。安全な未来ほど人の中にある冒険心を傷つけるものはない。最も基本的な魂の軸は、冒険に対する情熱だ。生きる喜びは、新しい体験に出会うことからやってくる。ゆえに、果てしなく変化する地平線や、毎日新しく異なる表情を見せる太陽への出会いに勝るような素晴らしい喜びはない」
Maxさんの作品は、500pxとFlickrでフォローできますよ。
Jesus Diaz - Gizmodo SPLOID[原文]
(Rumi)
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