【ソウル時事】韓国の尹炳世外相は24日の国会答弁で、「慰安婦を含む2国間の問題と、韓中日の協力問題は区別している」と述べ、日韓間の懸案で進展が見られなくても、日中韓3カ国の外相、首脳会談を推進する考えを示した。
尹氏は「韓中日の首脳会談、外相会談の再開は、今年初めから力を入れてきた課題だ」と積極姿勢を強調した。
また、北朝鮮の崔竜海労働党書記が金正恩第1書記の特使としてロシアを訪問したことについて「北朝鮮が最も重視している人権問題、経済難、外交的孤立(の克服)と関連している」と分析。さらに、「北朝鮮は中国との関係が悪いため、ロシアとの関係を強化している。ロシアもそれを利用している」と指摘した。