【日本ハム】大谷、年俸1億円超確実!高卒3年目、松坂以来2人目
2014年11月24日6時0分  スポーツ報知
日本ハムの大谷翔平投手(20)が、12月5日にチームの大トリとして契約更改に臨むことが23日、明らかになった。高卒2年目の今季年俸は3000万円(推定)だったが、球団関係者が「投打で貢献度が高い。もちろん、両方の成績を高く評価しています」と話すように、1億円超の提示を受けることが確実な状況だ。高卒3年目での1億円突破は、西武時代の松坂大輔(7000万円→1億円)以来2人目となる。
超速での大台突破となりそうだが、それに見合う活躍ぶりだった。投手としては開幕から1年間ローテを守り、エース級の働き。11勝4敗、防御率2・61に加え、179奪三振はリーグ3位の数字だ。
ダルビッシュは高卒2年目に12勝5敗、防御率2・89、115奪三振をマークし3000万円から一気に7200万円へアップした。だが、二刀流の大谷は、さらに打者としても10本塁打。1918年のベーブ・ルース以来、96年ぶりの快挙となる10勝&10発を達成したことを考えれば、1億超えも当然の評価といえるだろう。
さらに、7月19日の球宴第2戦(甲子園)や10月5日の楽天戦(札幌D)では、日本人史上最速タイとなる162キロをたたき出した。先日の日米野球第5戦(札幌D)では、敗れはしたが、メジャー軍団相手に4回7K2失点(自責ゼロ)と力投。数字では計れない部分でも、大きな衝撃を与えた。
本人は「しっかりとチームの中心になれるように、もっと力をつけていかないといけない」と辛めの自己評価を下したが、周囲は絶賛の嵐。激動の1年は、締めくくりでもド派手なインパクトを与えそうだ。