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善光寺石灯籠倒れた!長野県北部地震で負傷者41人

2014年11月24日6時0分  スポーツ報知

 長野県北部で最大震度6弱を記録した22日夜の地震による負傷者は、長野市や白馬村など県内で計41人で、うち7人が重傷を負った。住宅倒壊や土砂崩れも相次ぎ、県は白馬村、小谷村、小川村に災害救助法を適用。余震も続いており、気象庁は警戒を呼び掛けた。

 県警や県によると、白馬村と小谷村で住宅計34棟が全壊、小谷村で20棟が半壊。負傷者の多くは倒壊した住宅の住民だった。白馬村では、倒壊した家の下敷きになった住民を全員救出した。一部地域で断水や停電もあった。長野市の善光寺では石灯籠が複数破損し、鐘楼の土台の石垣が一部崩れたが、国宝の本堂の建物には被害はなかった。 JR東日本などによると、地震直後に一時運転を見合わせた長野新幹線は23日始発から通常運転した。JR大糸線は線路がゆがむなどして信濃大町―糸魚川間で始発から運転を見合わせた。

 気象庁は、震度6弱を記録した22日夜の地震について、マグニチュード(M)を6・8から6・7、震源の深さを約10キロから約5キロにそれぞれ修正。震度1以上の余震は、23日午後6時までに計68回を観測した。

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