2014年11月24日17時49分
長野県北部を震源に22日夜に起きた最大震度6弱の地震で、気象庁は24日、同日から3日間に震度5弱以上の余震が発生する確率が30%、5強以上の確率が10%ある、と発表した。同庁は「余震は減ってきているが1週間程度は注意してほしい」と呼びかけている。
22日夜の本震の後、24日午前6時半までに発生した余震の発生頻度や地震の規模を分析した。時間の経過に伴って余震の回数は減っているが、1週間程度は最大で震度5強の余震に警戒が必要という。
気象庁が余震の発生確率を発表するのは2011年の東日本大震災以来。過去の内陸を震源とする地震では、本震の発生から1日の間にマグニチュード3・5以上の余震が新潟県中越地震(04年)では136回、岩手・宮城内陸地震(08年)では104回発生したが、今回は8回にとどまる。気象庁は「過去の主な地震と比べれば余震はそれほど活発ではないが、本震の揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害に注意してほしい」と話す。
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朝日新聞社会部
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