上杉 直 教授UESUGI Naoshi
学位:工学博士(東北大学)
研究分野:光信号処理技術の研究・開発
先端技術で次世代光通信を実現
大容量のブロードバンド通信を支える光ファイバ、ビルの谷間や僻地の高速インターネットを可能にする光無線システム、通信・医療・計測にレーザを応用するための光波長変換など光通信の先端技術を開発しています。
大容量のブロードバンド通信を支える光ファイバ、ビルの谷間や僻地の高速インターネットを可能にする光無線システム、通信・医療・計測にレーザを応用するための光波長変換など光通信の先端技術を開発しています。
超高速通信が可能な携帯電話ネットワークの構築を目指して、遅れて届く電波の干渉や送信電力の増大という課題を克服するために、計算機シミュレーションやハードウェア実験を行っています。
惑星や人工衛星に超音速で吹き付ける太陽風プラズマは、オーロラをはじめとする多彩な電磁現象を宇宙空間にもたらしています。人工衛星や惑星探査機によって得られたデータを解析し、宇宙の謎に挑んでいます。
増大する情報伝送量に対応するには、1本の光ファイバで大量の情報を運ぶ必要があります。さまざまな波長の光を1本の光ファイバで同時に運び、その一部だけを取り出したり切り替えたりできる技術を研究しています。
テレビやラジオ、携帯電話など、多くの情報通信機器はマイクロ波帯の電波を使っています。"独創性"をキーワードに、マイクロ波ミリ波帯のアンテナ、伝送回路、デバイスやこれらを使った伝送技術を開発しています。
情報を動きに変えることのできるモータ、動きを情報に変換するセンサ、どちらもロボットなど近未来の生活に活きる技術です。微小で高速な振動、つまり超音波を用いた微小なモータやセンサを開発しています。
人間が記憶している声を音声合成によって再現する「音声モンタージュシステム」の実現を目指しています。音声学、言語学、心理学、認知科学など、さまざまな領域を横断しながら音声に関する研究を進めています。
人間は、柔軟性に富んだ認知機能や学習機能を持っています。そんな人間を手本とした「あいまいさ」を理解する知的なシステムを開発し、ロボット制御などへ応用することを目指しています。
山岳地形や鳥の飛翔など、自然物・現象をCGでリアルに表現するための研究を行います。複雑な形状や動作をいかに少ない計算量で再現するかが課題で、景観シミュレーションなどに応用が期待される研究です。
約20年にわたって蓄積されているノア衛星の画像を解析し、北アジア地域の環境研究を行います。画像処理をはじめとする情報通信分野の技術を駆使し、地球環境評価方法の確立を目指します。
マイクロプロセッサはコンピュータの心臓部であり、最近では消費電力等の制約の厳しい家電などにも組み込まれています。それらのプロセッサの高性能化を目指し、ソフトとハードの両面から取り組んでいます。
コンピュータからの管理情報の確実かつ効率的な収集法やネットワークの監視技術などについて研究します。ますます複雑になるネットワークを誰もが安心して使えるものにすることを目指しています。
ネットワークに対応した電子機器の制御システムを開発し、データベースと融合したシステムの実現を目標としています。ネットワークからハードウェアまでの幅広い分野が研究の対象です。
高度情報化システムを利用する人間の認知活動を脳科学の手法を用いて計測し、その結果を、安全で便利なシステムの開発に応用する研究を行います。人間の行動や脳活動の計測・解析に実践的に取り組みます。
最終更新日 2014年10月6日