赤江珠緒アナ　初マラソン完走「しんどい時に乗り越える自信ついた」

神戸マラソンを完走し、ガッツポーズの赤江珠緒アナ（左）と矢野燿大氏 Photo By スポニチ

　テレビ朝日系「モーニングバード」（月〜金曜前８・００）で司会を務める兵庫県出身のフリーアナウンサー・赤江珠緒（３９）が２３日、「神戸マラソン」に出場した。地元凱旋となった初マラソンで、４時間５９分１２秒の好タイムでゴール。晴れやかな笑顔を見せた。

　明石市出身で神戸女学院大を卒業後、アナウンサーとなった赤江は「通勤、通学で見慣れた場所を走り、懐かしさを感じた。でも須磨とか舞子とか、電車で行ってたような場所を何で私は走ってるんだ、とも思いましたよ」と、４２・１９５キロを振り返った。

　大阪・ＡＢＣで２９日に放送される番組「神戸マラソン２０１４　未来へつなぐチカラ」（後４・３０）の企画として、同局のプロ野球解説者の元阪神タイガース・矢野燿大氏（４５）とともに同マラソン挑戦のオファーを受けた。「どうせ走るなら故郷で、の思いがあった」と、震災２０年目の節目に一大決心で臨んだ。

　５時間切りを果たし、「マラソンの醍醐味（だいごみ）は十分に味わった。この苦しんだ直後の今、もう一度走ろうとは思いません」と苦笑いしたが、「次しんどいことがあった時に乗り越える自信はついた」と達成感をかみしめた。

　矢野氏も初挑戦にして３時間５５分３７秒で完走。元プロスポーツ選手としての面目を保つ快走に、「ホッとした」と安堵（あんど）した。「３０キロすぎてからが長くて、とにかくはよ終わってくれ、と思った。沿道の声援やサポートで走りきれた」と明かしていた。