欧州、「本格的なデフレ」に陥るリスクない=ECB副総裁
[フィレンツェ(イタリア) 22日 ロイター] - コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁は22日、欧州には「本格的なデフレ」に陥るリスクはないとする一方、現在のインフレ率は危険なほど低い、との見方を示した。
パネルディスカッションで述べた。
ユーロ圏では10月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比0.4%上昇と、ECBの目標水準を大幅に割り込んでおり、市場関係者の間で、デフレやリセッション(景気後退)の可能性が警戒されている。
コンスタンシオ副総裁は「本格的なデフレに陥るリスクが欧州にあるとは」思わない、と強調。本格的なデフレには、名目賃金が全加盟国で下落する必要があるが「こうした事態は起こりえない」としている。
「本格的なデフレ」が具体的に何を意味するのかは明らかでない。
インフレ率の押し上げに向けて誰が介入すべきなのか、との質問に対し、副総裁は「それは金融政策の仕事。ECBの責任だ」と応じた。
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