最新・職場の心理学 女と男の探り合い

女が嫌いなもの、それは自分より若い女

どうやって話せばいいか、わからない

 女と男はなぜすれ違うのか? なぜ話が合わないのか? あの人はいったい何を考えているのか? どうしてあんなことを言ったのか? この連載では、今、職場で起きているリアルな「女と男の探り合い」を、社会心理や生声エピソードなど、さまざまな視点からひもといていきます。

負けを感じてしまう相手

「若さ」は力である(写真:アフロ)

前回のコラムでは「同い年・同期」をテーマとして取り上げ、いかに男性が同期という存在を苦手に思っているかについて、分析しました。今回は、女性が苦手に思う存在について考えます。

女性が苦手なもの、それは「自分よりも年下の女性」です。

体育会の部活に長年親しんできた女性、あるいは、面倒見のいいお母さんキャラの女性ならいざ知らず、多くの女性にとって、年下の女の子はなんとなく疎ましい相手。「自分よりも若い子とどう話せばいいかわからない」「相手から話しかけてくれるならまだいいけれど、自分からはなかなか話しかけられない」と語る女性は少なくありません。

現在の日本社会において、女性は男性に比べて、圧倒的に若さを求められます。経験と知性が求められるビジネスの現場でさえ、女性は「若い」というだけでチヤホヤされがち。つまり女にとって「若さ」は「強さ」であり「力」というわけです。

次ページ男性はこのテーマに踏み込むな
関連記事
ディスカッション
コメント
Topic Board トピックボード
このページのトップへ
Trend Library トレンドライブラリー
Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • いいね!
トレンドウォッチ
先手必勝の就活

選考時期が大幅に“後ろ倒し”される、2016年卒の就活。だが、企業はもう動いている。売り手市場でも油断禁物。年明けからでは遅い。どこよりも早い就活情報で万全の準備を。

巻頭特集:
ファンドはなぜ電機を買うのか

Video2分30秒で「APEC首脳会談」を振