魁皇像にいたずら相次ぐ 3か所に落書きさがり折られる
2014年11月24日6時0分 スポーツ報知
福岡県直方市のJR直方駅前に先月26日に設置されたばかりの同市出身の大相撲元大関・魁皇(現浅香山親方、42)の銅像(高さ238センチ、重さ480キロ)に、落書きや一部破損の被害が相次いでいることが23日までに分かった。
県警直方署によると、除幕式から2日後の10月28日に胸の部分など3か所に青いペンでの落書きが発見された。また、まわしの「さがり」の部分が折られていた。同署は市からの被害届を受けて器物破損の容疑で捜査している。
市は落書きを消し、さがりは接着剤で応急措置をした。再発防止のために防犯カメラを設置し、約40万円をかけて修復する予定だという。
銅像は昨年9月から募った寄付金2281万円をもとに完成。除幕式にも出席した浅香山親方は九州場所中に知らされ「いたずらするような人も出てくるかな、とは思ったけどね…」と残念そうに話した。