どうして「ぶりぶりざえもん」はこんなにも魅力的なのか

ぶりぶりざえもんとは、臼井儀人による漫画およびアニメ『クレヨンしんちゃん』に登場するキャラクターだ。アニメ版の声優は塩沢兼人

クレヨンしんちゃん ぬいぐるみティッシュカバー(ぶりぶりざえもん)KS-5517226BU クレヨンしんちゃん フェイスクッション(ぶりぶりざえもん)KS-5517229BU クレヨンしんちゃん[キーホルダー]ダイカットキーリング【ぶりぶりざえもん 】

下品で女好き、ナルシストの上、がめつく欲張り。常日頃偉そうに他人を見下すことが多い割に小心者というドクズ。「救いのヒーロー」を自称しているが「私は常に強い者の味方だ。」と言い敵に寝返るのは日常茶飯事。しんのすけ側が勝つと何食わぬ顔で戻ってきて、何もしていないのに多額の救い料を請求。こういった行動から味方側からボコボコにされることも多い。

 

なのに嫌いになれないキャラクター。嫌いになれないどころかむしろ好きになる。なんでこんなに魅力的なのか。見るからに駄目そうな気の抜けた容姿が欲望に忠実な行動や裏切りをカバーしているような気がする。裏切りといっても、基本的に無能なので寝返ったところで敵側から拒否されることが多いというのもあるかも。帯刀してるのは刀じゃなくて千歳飴だし。存在からして悪ふざけだから。根はいいやつなんだけど、どうしようもなくクズでバカなのが傷という「愛すべき馬鹿」ポジションだよね。結局こういうキャラが一番魅力的に見えてしまうんだよな。

 

 

ぶりぶりざえもんのとてつもない人気を証明しているのが上のDVDのレビュー。最初見た時びっくりしたけど、40人中40人が5つ星。ぶりぶりざえもん好きが買ってるんだから当たり前だと思うかもしれないけど、40人レビューして全員5つ星はやっぱりすごいよ。

 

実際、このDVDは本当に面白くてぶりぶりざえもん好きには堪らない。映画版を除くぶりぶりざえもんが出てくるシーンがほぼ収録され、とにかく豚だらけでかなり満足度が高い。

 

今回はぶりぶりざえもんの魅力がいかんなく発揮されてる映画も紹介したい。以前「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」について書いた時に個人的に好きなクレしん映画をランキングしたんだけど、今回はぶりぶりざえもんを軸にして選んだ。


「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」観てきた。 - @umenoma

 

映画 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 [DVD]

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とにかくぶりぶりざえもんのキャラが良すぎてかなり笑える。バカでクズで憎めないぶりぶりざえもんを見たいならこの作品。

 

映画 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 [DVD]

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 感動路線。笑いもしっかりとって最後は泣かせにくる。

 

終盤が最高。ぶっ飛んだドラッグ描写が観られます。

 

自分は幼少期、クレヨンしんちゃんのアニメを観始めた時からぶりぶりざえもんが好きで、後にも先にもこんなに魅了されたキャラには出会ったことがない。ぶりぶりざえもんを産みだした原作者の臼井儀人氏やぶりぶりざえもんの魅力をさらに高めた声優の塩沢兼人氏、2人がいたからこそこんなにも魅力的なキャラクターが完成したのだと思う。

 

臼井儀人氏と塩沢兼人氏両名共すでにお亡くなりになっていて新しいぶりぶりざえもんは見れないけど、DVDを観れば何回でも笑わせてもらえるからそれだけで十分最高。

 

映画 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦の1部シーン


電撃ぶりぶり大作戦 - YouTube