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プーチン大統領 2024年までの可能性11月24日 6時35分
ロシアのプーチン大統領は、次の2018年の大統領選挙について、「まだ決めていないが立候補する可能性はある」と述べ、最長で2024年まで大統領を務める可能性を示唆しました。
ロシアのタス通信は23日、極東のウラジオストクで今月13日に行ったプーチン大統領とのインタビューの一部を伝えました。
このなかでプーチン大統領は、このままずっと大統領職にとどまるつもりはあるかという問いに対して、「それはない。ロシアにとってよくないし、私自身にとっても必要ない」と述べ、終身大統領になることを否定しました。
その一方で、次の2018年の大統領選挙については、「まだ決めていないが立候補する可能性はある」と示唆し、「ロシア国内の理解と自分自身の考えに基づいて判断する」と述べました。
プーチン大統領が次の選挙に立候補して当選した場合、最長で2024年までの任期となり、2000年の初当選から途中、首相となった4年間を除くと、合わせて20年間、大統領を務めることになります。
ロシアでは、クリミアの一方的な編入と欧米の圧力に屈しない姿勢によってプーチン大統領への支持が高まり、世論調査では80%以上の支持率を維持しています。