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最近老けたな、と思ったら見直したい「冷え」のこと

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Woman at home sitting on modern chair in front of window via Shutterstock

吹きつける風が日ごとに厳しくなる季節。この時期、ふと自分の手足の「冷え」にびっくりすることがあります。

「低体温」な人が増えている

多くの現代女性を悩ませる「冷え」。慶應義塾大学薬学部教授の水島徹先生によると、近年「体温が36度未満の『低体温』の人が増えている」とのこと。

「低体温の人は免疫力や基礎代謝が低く、病気にかかりやすいと言われています。低体温は、血行不良・肥満・肌荒れ・便秘などを招くほか、がん細胞も増殖しやすくなるという説もあります。」

(『42℃温めで素肌美人』55ページより引用)

体温の低下がもたらす影響に驚きますが、逆に考えると、身体を温めればさまざまなメリットがあるということ。なんだか最近調子が悪い、お疲れ気味で老けた気がする......そんな人こそ始めたい、毎日の「温活」のコツを探してみました。

旬のもの「マゴワヤサシイ」食材を食べる

旬の食べ物が身体にいいと言われるのは、栄養価が最も高いときに収穫されるから。食材選びに迷ったときは、通称「マゴワヤサシイ」食材――「マ(豆)、ゴ(ゴマ)、ワ(ワカメ)、ヤ(野菜)、サ(魚)、シイ(しいたけ、きのこ)」を候補に。良質のタンパク質、ミネラル、ビタミンがバランスよく含まれ、身体を温める効果が高いとされています。

加えて本書では、旬のキノコ類に加えて「キムチ、しょうが、唐辛子、ワサビ」なども、ほどよく取り入れることをすすめています。

お風呂&エクササイズで「HSP」を増やす

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portrait of beautiful blond woman in front of the mirror via Shutterstock

体温を上げる方法といえば、はずせないのが入浴です。シャワーだけで済まさず、湯船につかることが大切。このところ、HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす方法としても注目されています。HSPの主な働きがこちら。

メラニンの産生を抑える
皮膚の細胞死や炎症を抑える
傷ついたDNAを修復する

(『42℃温めで素肌美人』23~25ページより引用)

さまざまな働きを持つHSPは、熱めの湯につかることで増えます。さらなる効果を狙うなら、「お風呂で運動」がおすすめ。簡単にできる5分間エクササイズを取り入れてみましょう。

入浴エクササイズ
1.ゆっくり浴槽に浸かり体を温めます。
2.浴槽の中で、片脚ずつ屈伸します。右脚のひざを10回程度曲げ伸ばししたら、次に左脚のひざを10回程度曲げ伸ばしします。背中は浴槽につけないこと。
(※手の位置:浴槽のふちを持ってもOK。お尻の横で支えるほうが腹筋を使います。お腹に一番効くのは、両手を前で組む方法。お湯の量を多くすると、バランスがとりやすくなります。)
3.左右交互に屈伸します。右脚、左脚と交互に20回程度ひざの曲げ伸ばしを繰り返します。
4.浴槽から出て、冷水(シャワー)を足にかけます。
5.再び浴槽に浸かって2~4を行います。

(『42℃温めで素肌美人』64~65ページより引用)

急激な温度差は、体調によっては刺激が強いこともあります。身体が気持ちいいと感じる程度で、少し高めの温度を試すのがベター。入浴前の水分補給も忘れずに。

油断できない、お風呂上がりの濡れた髪

お風呂から上がっても、まだ油断はできません。盲点は、湯上がり後のヘアケア。濡れた髪をそのままにしたり、半乾きで放置したりすると、せっかく温まった身体が湯冷めしてしまう可能性があります。

そこで習得したいのが、髪を速く乾かす「ドライテク」。タオルやドライヤーの使い方をひと工夫するだけで、髪を素早く、きれいに乾かすことができます。

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タオルドライ編
1.毛先からポンポンとやさしくたたくように。
2.頭にタオルをのせて、クルクルと円を描くように根元の水分を取る。
3.目の粗いクシで根元から毛先へやさしくとかす。毛先にたまった水分は、タオルで拭き取る。

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ドライヤー編
1.根元に指を入れてジグザグに動かす。ドライヤーの風を根元に届かせるイメージで。
2.根元が乾いてきたら毛先に向かって指を通しながら乾かす。クマ手のように指を通すのがポイント。
3.最後は、手グシで髪に指を通しながら乾かす。

ドライヤーをかける時間を短縮すれば、髪のダメージ軽減にもつながります。単にラクなだけでなく、髪にも嬉しいとあれば試さない手はありません。

「速く乾くシャンプー」でお手入れをより効率的に

20141118_essential_5.jpg写真左から:エッセンシャル フリー&スムース シャンプー 480ml、エッセンシャル フリー&スムース コンディショナー 480ml、各オープン価格

速乾ドライテクがわかったとはいえ、多くの人が「もっと速く髪が乾けばいいのに」と思ったことがあるはず。そんなプチストレスには、"速乾タイプ"のシャンプー&コンディショナーを使うのがいいかもしれません。

そのシャンプーとは、エッセンシャルの新シリーズ「フリー&スムース」。実は、髪がなかなか乾かない原因のひとつは「髪のからまり」「フリー&スムース」は、指どおりよく仕上がり、なめらかでからまりにくい状態にしてくれるのです。

使ってみると、まずは髪を洗っているときのスルスルした手触りにびっくり。からまりにくいので、タオルドライも簡単! 根元にも指がサッと通り、風がしっかり届くので、ドライヤーの時間が短縮できるのも納得です。

翌朝は、毛先までさっとまとまって、そのまま外出することができました。咲きたての花のような、フレッシュな香りも気に入っています。

髪が速く乾くシャンプー&コンディショナーは、寒い冬に嬉しいアイテム。「温活」を意識しつつ、シャンプーの選び方をひと工夫することで、毎日の快適度がアップしそうです。

20141118_essential_6_.jpg『42℃温めで素肌美人』
著者:水島徹(慶應義塾大学薬学部教授)
定価:1,200円(税抜)
出版社:幻冬舎




エッセンシャル
(田邉愛理)

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by 田邉愛理

学習院大学で日本美術史を学び、卒業後、日本の書・古美術をあつかうセンチュリーミュージアム学芸員として勤務。2004年~2012年まで展覧会音声ガイドの制作・運営に携わり、現在フリーランスライター。展覧会に行くこと、そのあとの寄り道が何より好きです。素敵なイベントやショップ、気になるいろいろをアート情報とあわせてご紹介します。

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