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児童買春で捜査対象の警視庁警部補、職質受け暴れる 公務執行妨害容疑で逮捕
警視庁の警部補が、児童買春に関わった疑いで神奈川県警の捜査対象となり、捜査員から職務質問を受けた際に暴行したとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていたことが7日、分かった。捜査関係者によると、調べに対し、容疑を認めている。
捜査関係者によると、逮捕されたのは、大森署刑事組織犯罪対策課の警部補、徳(とく)重(しげ)雄二容疑者(44)=東京都葛飾区新小岩。
神奈川県警が捜査していた児童買春事件で捜査対象となり、同県警の捜査員が3日、千葉県市川市内の漫画喫茶にいるところを職務質問。その際、捜査員を突き飛ばすなどして暴れたため、現行犯逮捕した。徳重容疑者は非番だった。
警視庁の森元良幸警務部参事官は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。捜査結果をふまえ、明らかになった事実に即して厳正に対処したい」とコメントした。