県警捜査1課と狭山署は19日までに、強制わいせつ致傷などの疑いで、入間市久保稲荷、大学院生の男(24)を逮捕、送検したと発表した。県警は入間市内で発生した強制わいせつ事件7件について同容疑者が関与したとみて調べている。
逮捕容疑は、10月1日午後10時45分ごろ、入間市内の路上で20代女性の背後から近づいてわいせつな行為を働き、女性を引き倒した際に右膝にけがを負わせたなどの疑い。
同課によると、10月5日夜、男が父親と狭山署に出頭。同月1日の犯行を認めた。男は昨年8月から今年5月ごろにかけて、歩いて帰宅途中の10〜30代の女性6人に、背後から抱き付いて口をふさぎ、体を触っていた。
男は、いずれの容疑についても「欲求不満を発散するため」と容疑を認めているという。