民主党は11日夕、「民主党大学プレイベント」を都内の会場で開いた。一般参加者256人、国会議員、自治体議員など102人が参加した。

 海江田万里代表はあいさつで、「民主党という政党は、若い人たちのことを考えている政党だということが伝わっていない。昨年改正した党の綱領で、民主党が目指す社会は共生社会であり、みんなに居場所と出番のある社会をつくること、未来の世代に対して責任を持つと書いてある。次の世代のことを考えて行動している政党だ」などと民主党の考え方を紹介。「北海道から沖縄まで、全国各地から多くの方に参加していただいた。さらにいろいろな立場、職業の方がいることに非常に感謝している。ぜひ毎回参加していただきたい」と参加者に謝辞を述べた。

 イベントは2部構成で行われ、第1部では、泉健太衆院議員をコーディネーターに、教育評論家で法政大学教授の尾木直樹氏、「僕らの一歩が日本を変える。」代表の青木大和氏、細野豪志衆院議員をパネリストに迎え、「若者論」をテーマにパネルディスカッションを行った。

 第2部の意見交換会では、一般参加者と民主党議員たちがテーマを設定しない自由討論形式で熱心に意見交換を展開した。