地震:石の灯籠が多数倒壊 長野・善光寺

毎日新聞 2014年11月23日 12時56分(最終更新 11月23日 23時40分)

倒壊した善光寺本堂脇の灯籠(とうろう)=長野市の善光寺境内で2014年11月23日午前10時40分、川辺和将撮影
倒壊した善光寺本堂脇の灯籠(とうろう)=長野市の善光寺境内で2014年11月23日午前10時40分、川辺和将撮影
落下した常夜灯のかさが直撃し、潰れた果物店の屋台=長野市長野元善町の善光寺仲見世通りで2014年11月23日午前10時48分、川辺和将撮影
落下した常夜灯のかさが直撃し、潰れた果物店の屋台=長野市長野元善町の善光寺仲見世通りで2014年11月23日午前10時48分、川辺和将撮影

 長野県北部で22日夜発生した地震で震度6弱を観測した長野市では、同市の観光名所、善光寺の本堂や参道など敷地内にある石の灯籠(とうろう)が多数倒壊した。同寺によると、10本以上が倒壊したとみられる。けが人はなかった。

 参道にある「仲見世通り」の果物店では、近くにある高さ約3メートルの石灯籠「常夜灯」のかさが落下し、プレハブ屋台を直撃。屋台の側壁や屋根が大きくゆがんだ。

 店を経営する70代男性は「店を閉めた後の、誰もいない時間帯でよかった。(1960年代の)松代群発地震でもこんなことはなかった」と驚いていた。【川辺和将】

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