代々木公園:57日ぶりに閉鎖解除…東京都

毎日新聞 2014年10月31日 10時50分(最終更新 10月31日 11時28分)

デング熱の感染場所で9月から閉鎖していた都立代々木公園が閉鎖解除され、さっそく入園しランニングなどをする人たち。噴水の水は抜かれたままになっている=東京都渋谷区で2014年10月31日午前9時16分、小関勉撮影
デング熱の感染場所で9月から閉鎖していた都立代々木公園が閉鎖解除され、さっそく入園しランニングなどをする人たち。噴水の水は抜かれたままになっている=東京都渋谷区で2014年10月31日午前9時16分、小関勉撮影

 東京都は31日、デング熱のウイルスを保有する蚊が見つかり立ち入り禁止としていた都立代々木公園(渋谷区)について、57日ぶりに閉鎖を解除した。

 ウイルスを持つ蚊が確認された公園北側のエリア(約44万6000平方メートル)で9月4日以降、門を閉鎖していた。公園南東側の原宿門では午前9時、門をふさいだフェンスが取り除かれると、利用者が次々と園内へ。顔見知りとあいさつを交わしながら散歩やジョギングを満喫していた。

 1967年の開園以来、毎日のように訪れていたという渋谷区の浅間良市さん(78)は「ここに来ると胸が大きく広がるようだ。キンモクセイの香りが良い時期を逃してしまったのは残念」と笑顔を見せた。

 都によると、ウイルスが検出されたのは9月18日が最後で、蚊の寿命とされる30〜40日も経過しており、安全と判断した。今後はボウフラの成長を抑える薬剤を公園内で散布するなどの対策を取る。【川口裕之】

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